
どうもこんにちは!登山が大好きな男、あにゃごんです。メンズファッションプロデューサーのMBさんをリスペクトしています。登山ウェアがダサくなる理由は、カラフル色の使いすぎというのが自論です!
登山ウェアのコーディネートって、なぜかダサくなりがちじゃないですか?
とくに違和感をもつのは、街では絶対に着ないようなハデな色。
どぎつい赤、青、緑、ピンク、ベージュなどなど。
初めて買う人は、「なんでこんなに奇抜な色ばっかりなんだろう・・・」と思うはず。
そうして揃えた登山ウェアでコーディネートすると、まるでポケモンのサトシのようになったりします。
大人のメンズが着てしまうと、子どもっぽい、モッサリして、芋っぽい感じのダサいコーディネートになってしまいます。(機能的には良いのだけれど)
確かに、ビビッドな色で視認性を高めることは、万一の時の救助率を高めることにつながる。
「登山では、オシャレより安全が第一だ!」と言われたら、それはそうなのです。
それで、登山ウェアやアウトドア用品は、ニュアンスカラーよりビビッドなカラーが多いのでしょう。
でも、登山やアウトドアウェアの色合いがどうも好きになれないって人。私だけじゃないですよね?
どうせ山に登るなら、機能性をしっかり担保しつつ、オシャレも楽しみたいですよね。
ではどうしたら良いか?
結論は、色を『モノトーン+1色まで』にすること。
これが、登山服の機能性を維持しつつ、オシャレも両立させるポイントです。
今回は、登山で服の色の組み合わせにお困りのメンズ同志のあなたに向けた記事です。
では、詳しい話をしていきます!
登山のメンズ服装がダサくなる理由はこれ!カラフル色は1つにすべし
『カラフルな色を2色以上つかう』から、メンズの登山コーデはダサくなる!
なんで登山服ってダサくなるのか?
1番の理由は、派手な色を2色以上使ってしまうからです。
1つ1つの服が問題なのではありません。問題はコーディネートの仕方なのです。
MBさんのファッション理論では、『童顔短足の日本人は、大人っぽいコーディネートが必要』であり、特に次のことが大切です。
- 色は、モノトーン+1色まで
「なんのこっちゃ?」と思った人は、こちらの動画でまず勉強してほしいです。
で、登山者のコーディネートって、例えば↓のような感じが典型ですよね。蛍光色というか、とても鮮明な色をたくさん合わせます。
もともと大人っぽい顔立ち、体型である欧米人であれば、派手色をいっぱい使ってもカッコ良く決まるのですが・・・
私たち日本人が、写真の女性のように赤+青+紫を同時につかえば、子どもっぽくなってしまいます。
写真の男性のように、ビビッドな青+緑も、ちぐはぐ感が出てしまうことでしょう。
MBさんのファッション理論にならって、登山ウェアのメンズコーディネートをオシャレにするには、次の鉄則を守ることが必要。
色は、モノトーン(黒、白、グレー)+1色まで
こうなります。
なので、
- モノトーン(白、黒、グレー)の服を基本にする
- カラフルな色(赤、青、緑など)は、1色までに抑える
これが原則。
ただし、「赤の一色でコーディネートしても良いってこと?」と思った人は、違います。それだとカズレーザーになっちゃいますよね。
赤い彗星のシャアも、カズレーザーほどは赤くない。街着でも、全身真っ赤だとオシャレにはならないですよね。
私が買っている登山ウェア
手前みそですけど、MBさんの理論にならいつつ、私が買っているのが次の品々です。ご参考にしてみてくださいね!
シャミースジャケット(黒)|モンベル
秋冬山用の保温着として。黒いシャミースジャケット。
「mont-bell」の印字も白のモノトーンなので、コーディネートの邪魔になりません。ジッパーも黒いから、落ち着いていますね。
フィット感もよく、スタイリッシュに決まります。伸縮性も良いので、機能的。保温性としては、暑くなり過ぎないレベルですね。
これが6,000円代で買えるんだから、モンベルはリーズナブル!
ODパンツ(ダークグレー)|モンベル
パンツもモンベル。ODパンツ(ダークグレー)です。中厚手になっていて、年中使えるスタンダードな登山パンツ。
ダークグレーといっても、ほぼ黒です。MBさんのファッション理論でいくと、パンツは黒系が良いですね。
登山靴とパンツの色を合わせると、足長効果が得られます。足と靴の境目がわかりにくくなるからですね。
なので、私は登山靴も黒にしています。使っているのはキャラバンのトレッキングシューズ。
ウルトラライトダウンジャケット(黒)|UNIQLO
秋冬の登山で使える、UNIQLOのウルトラライトダウンジャケット。こちらも黒です。

黒い服ばっかりだ・・・。これじゃ地味すぎるし、オシャレではないのでは?
「黒ばっかりやんけ!」と思いましたよね!さすがに、オールブラックでは、地味になりがちですし、違和感があるでしょう。視認性としても問題があります。
エクストラファインメリノタートルネックセーター(赤)|UNIQLO
ここで、差し色となる赤のタートルネックを着ています。
私はUNIQLO服を爆買いしていて、素材などもけっこう研究しております。こんな記事も書いていたりするほど。
そうした視点でこのエクストラファインメリノタートルネックセーターを分析しますと、
スーパーメリノウール100%なので、発色に高級感があります。しかも、ウールなので汗冷えしにくい。機能性も両立できているわけです。
この上にシャミースジャケットを着たら、前面や首元から赤いタートルネックがちょいと見えるのでさりげなくオシャレな感じです。
青+緑+黒みたいな、どうしてもちぐはぐ感のあるコーディネートとは一線を画せる。
登山ウェアをとりいれながら機能的でありつつも、色使いに大人っぽさがあってオシャレに決まるはずです。
色は、赤じゃなくても良いんですよね。緑でも、青でも、黄でも、オレンジでも良い。好きな色にしたらOKなのです。
とにかく、カラフルな派手色は1色までにしたら、あとは自由なのです。
メンズ登山コーデは、カラフルな色をどこに置くかのパズル
今回はタートルネックセーターを赤にしてみましたが、別にセーターじゃなくても良いし、赤じゃなくても良いですね。
例えば、
- 帽子とカバンを青にして、他はモノトーンにする
- サングラスや手ぬぐいを緑にして、他はモノトーンにする
- シャツをオレンジにして、パンツ・靴・カバンはモノトーンにする
- ジャケットを赤にして、パンツは黒にする などなど
こんな感じで、いろんなやり方ができます。
こうした理論のもと、私が最近買ったマムートのジャケットがこちら。黒とオレンジ系カラーの2色なので、他の服をモノトーンにしておけば、落ち着いてハマります。
最後に|なぜカラフルな色の登山ウェア・登山用品が多いのか?
カラフルな色の登山ウェア多く売られている理由は、オシャレよりも機能性を重視する人が多いからだと思います。
視認性が高く、遭難しても見つけてもらいやすい商品が人気という実態があるからでしょう。
実際、冬山などでの遭難事故において、遠くの救助ヘリから見つけてもらいやすいのはカラフルな色のほうです。
なので、カラフルな色を使うことは実用的ではあります。オシャレばかり考えて、街着で登山してはいけません。
だからといって、カラフルな色を2色以上を使わないといけないわけではないでしょう。
「これだ!」と決めたカラフル色を1つに絞れば良いのです。青を使うなら、青系で統一する。赤なら赤系で統一して使うと、子どもっぽくならず、オシャレになりやすいかと思います。
そもそも、遭難しない計画を立てて登山に挑むことが大切です。ウェアの色だけじゃなくて、準備すべきことはたくさんありますね。
例えば、
- 登山計画
- スマホの予備バッテリー
- エマージェンシーシート
- 行動食・非常食
- レインウェア
- 防寒着
- ヤマップなどのアプリ などなど
しっかりと安全対策したうえで、登山ウェアのコーディネートも楽しみましょう!
こちらの本でキホンから勉強できます。遭難事故率って、交通事故率よりめちゃくちゃ高いので、命を守るための必須知識です。
それではまた!
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