滋賀県沖島で島時間を満喫!日帰り観光で滞在3時間半のモデルコース

siga_okisima_kannkou_simajikann_moderuko-su

記事内に広告を含む場合があります。

島旅したいなぁ。滋賀県の琵琶湖に沖島っていう有人島があるらしいけど、どうやって行ったらいいのかな?モデルコースとか知りたいな!

私たちは島旅が好きです。そこで今回いってみたのが、琵琶湖にある日本で唯一の淡水湖内の有人島・沖島です。

海に囲まれた島とは違って、どんなところなのか気になって、日帰りで行ってみることにしました。

滋賀県沖島で島時間を満喫!日帰り観光で滞在3時間半のモデルコース

siga_okisima_kannkou_simajikann_moderuko-su

沖島ってどんなところ?

沖島ってどんなところ?

  1. 琵琶湖最大の島で、周囲約6.8 km、面積約1.53 km²
  2. 約300人が暮らす静かな島で、自動車や信号機はなく、徒歩や三輪自転車で移動する
  3. 歴史と文化が豊かで、古くから信仰の対象とされてきた奥津島神社がある
  4. かつてはネコが多く生息していたが、現在はほとんどいない
  5. 特産品は、サツマイモを使ったアイスクリームやブラックバスのミンチを使ったコロッケ

沖島の日帰りモデルコース(約3時間半)

私が実際に行った日帰りモデルコースを紹介します。沖島では散策やランチやカフェを楽しみました。

行程 時間 内容 費用
沖島観光客用駐車場に駐車 10:00 駐車スペースは広い 協力金
300円
堀切港に到着 10:05 駐車場から歩いて5分くらい 往復チケット
1,000円
堀切港(発)

沖島港(着)
10:15

10:25
・船の出入り口に駐車場の協力金(300円)を払うポストがある
・乗船後、10分くらいで沖島に着く
散策 ・湖上荘
・奥津嶋神社と山神神社
・いっぷくどう
・おきしま展望台
ランチ

カフェ
12:00

13:00
汀の精で「おまかせランチプレート」を食べる(要予約!
・さらに、カフェメニューも注文
ランチプレート
1,650円
散策 ・沖島小学校
・湖島婦貴(ことぶき)の会の屋台
よそものコロッケ
350円
沖島港(発)

堀切港(着)
14:00

14:10
沖島ありがとう!また来ます。

沖島へのアクセス

沖島へは近江八幡市本土から船で渡ります。船は1日に数本しか出ないので、時間をよく確認しておきましょう。

沖島町離島振興推進協議会のサイトから詳しくチェックできます。

私たちは車で近江八幡市に行きましたが、電車でも行けます。車で行く場合は、港近くにある沖島観光客用駐車場に停めましょう。

駐車場は広いですが、協力金300円を払う必要があります。船の乗降口にポストがあるので、そこに入れておきましょう!

駐車場から徒歩5分くらいで堀切港に行けます。

堀切港ではおじいさんが乗船チケットを配っています。往復チケットは1,000円です。

チケット(片道分)

しばらく待つと、沖島に行く船が到着しました。

右奥に見える船で沖島に渡る

釣り人や島民の方などなど、けっこうたくさんの方が乗り降りします。

船は10分ほどで沖島に着きます。

沖島に到着

渡り船から降りた光景

沖島の港に着くと、島の雰囲気が感じられます。

海ではなく湖なので、潮の香りはしませんが、トンビの鳴き声や風の音が聞こえてきます。

港近くには島のマップがあります。

散策

湖上荘まで歩く

まずは、島の西端にある民宿・湖上荘まで歩いて行ってみました。

湖上荘は沖島で貴重の宿泊施設です。今回は日帰りだったので、宿泊はしませんでしたが、泊まってみたいと思いましたね!

鴨が休憩しています

のどかでええなぁ。

民家とびわ湖に挟まれながら、のんびり歩きます。釣り人の方々がよく釣りをしていますね。

わりとすぐに湖上荘に着いたので、Uターン。

奥津嶋神社と山神神社

湖上荘から戻ってきたら、奥津嶋神社山神神社へ向かいました。

両方とも少し高台にあるので、石段をちょいと登ります。神社からは琵琶湖が一望できます。

山神神社から降りるときの景色

トンビがよく鳴いています。のどかな見晴らし。

いっぷくどう

沖島には、カフェの「いっぷくどう」があります。店主さん都合で開いていたり開いていなかったりするそうなので、向かってみました。

しかし、今日は開いていませんでした。(残念!)

でも、沖島の風情ある道を歩けたので良し。

ランチを予約してある「汀の精」に向かって歩く

ランチに向かうとします。

沖島の定番移動手段である3輪自転車がたくさん!

おきしま展望台

おきしま展望台からの光景

おきしま展望台に登ってみました。船の往来が見えます。晴れてたらもっとキレイな景色なんだろうなぁ!

実は、展望台は旧沖島小学校の跡地です。ピーク時には129人の子どもが通っていたそう。賑やかだったんですね!

ランチ|汀の精(mizunosei)

汀の精に到着。琵琶湖の湖魚料理が自慢の店です。落ち着いた雰囲気の店内です。

おまかせランチプレート 1,650円

この日は鮒づくしのメニューでした!

  • 鮒の煮つけ
  • 鮒の刺身
  • 鮒の味噌汁
  • 小鮎こあゆとえび豆の佃煮
  • 鮒の炊き込みごはん
  • 香の物
  • サラダ

鮒は白身で弾力があり、低脂肪・低カロリー・高タンパク質というヘルシーな食材です。

鮒の煮つけは甘辛くて、鮒の刺身はコリコリしていて、鮒の味噌汁はあっさりしていて、鮒の炊き込みごはんはふっくらしていて、どれも美味しかったです。

小鮎とえび豆の佃煮も甘辛くて、ご飯に合いました。

今回は鮒でしたが、四季折々の季節の湖魚を使ってアユ・手長エビ・コイ・マス・ゴリ・ワカサギ・イサザ・モロコ・フナ・スジエビ・ハス等を使うそうで、たくさん楽しめますね!

カフェ|はっさくソーダ&さつまいも羊羹&やさしいアイス

ランチの後は、デザートをいただきました。こちらは予約なしでも利用できます。

私たちは沖島名物のはっさくソーダとやさしいアイス、沖島産サツマイモを使った羊羹を注文しました。

  • やさしいアイス(沖島産さつまいも入り) 350円
  • さつまいもの羊羹 450円
  • はっさくソーダ 500円

はっさくソーダは、ソーダにはっさくの果肉がたっぷり入っていて、爽やかな味わいでした。

はっさくの甘みと酸味と苦味がバランスよく、香りも良かったです。底にあるはっさくも食べごたえがありました。

サツマイモの羊羹は、プルプルではなく、スイートポテトのような濃厚な食感でした。サツマイモの甘みがしっかりと感じられました。

やさしいアイスクリームには、サツマイモがごろごろ入っていて、アイスクリームとサツマイモの相性が抜群でした!

サツマイモは沖島で採れたものですが、近ごろはイノシシに食べられてしまうこともあるので貴重だそうです。

散策

沖島の東にある弁財天まで行こうか迷いましたが、14時出航の船に間に合わなくなるので、沖島小学校でUターンすることにしました。

沖島小学校

沖島小学校の校庭。平成7年に建てられたそう。木造建築なので、田舎らしい温かみを感じられる造りでありながら、キレイですね!

こちらのお手洗いをお借りしました。

沖島のトイレの箇所は限られている。沖島小学校にはみんなが使えるトイレがあるので、覚えておこう。

帰路

沖島小学校に寄った後は、沖島港に戻って船に乗りました。

湖島婦貴(ことぶき)の会の屋台

屋台にご婦人がいない時は、奥に声をかけに行こう

船が出る前に、湖島婦貴(ことぶき)の会の屋台で沖島名物の「よそもの沖島コロッケ」(350円)を買って食べました。

これはブラックバスのミンチが使われているコロッケで、フワフワサクサクで美味しかったです。

ブラックバスというと臭みがあって食べにくいイメージでしたが、全然そんなことはありませんでした!

本土に戻る

船に乗って本土に戻るときには、沖島で過ごしたゆったりとした時間が懐かしく感じられました。

沖島では歴史や文化に触れることができたし、食べ物も美味しかったし、自然も美しかったし、楽しかったです。

最後に 感想とまとめ

沖島は淡水湖に浮かぶ珍しい島で、島旅の魅力を味わうことができました。

歴史や文化に触れることができたり、琵琶湖の湖魚料理を楽しめたり、カフェでのんびりできたり、釣りができたりと、色々な楽しみ方があります。

島の人々も親切で、島の暮らしや歴史について教えてくれました。

沖島はゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。興味のある方はぜひ行ってみてください!

コメント