登山やハイキングで「どのザックが一番ちょうどいいのか?」って、意外と永遠のテーマですよね。
私もこれまでマムートのザックをかなりの数、買って・使って・売ってを繰り返してきました。
毎週、妻と山に登り、試してきました。
リチウム20/25/40L、デュカンスパイン28〜35L。
いろいろ渡り歩いて、ようやく落ち着いた答えが出ました。
この2つがあれば、ほぼすべてのハイキングや日帰り登山を年間通してカバーできます。
今日は、この2モデルをファイナルアンサーとした理由をレビューします。
結論:デュカン26と32が“ファイナルアンサー”
私の中では 「もうこれ以上は求めない」 というレベルにまとまっています。
- 見た目がかっこいい
- 荷室が広くて実用的
- 収納バランスが絶妙
- 背負い心地も問題なし
- マムートらしいデザイン性
機能とデザインの両立が、過去モデルより明らかに一段上です。
リチウムシリーズを使って分かったこと
最初に手を出したのがリチウムシリーズでした。20/25/40L を試しました。


リチウム25
良かった点は、
- 軽い
- スタンダードで誰にでも扱いやすい
- ハイドレーション対応
- レインカバー内蔵
- サブポケットもそこそこある
ただ、使い続けて分かった弱点もありました。
- 20L/25Lは雨蓋の荷室がない
- 内部が1室なので整理しにくい
- 20Lはとにかく窮屈
- モンベルのガレナパック25と比べると機能性で物足りない
特に「もう少し入れたいのに入らない…」という不満が続いたところが大きかったです。
デュカンスパイン28〜35を使って気づいたこと

秋冬はデュカンスパインをよく使いました。
これは本当に見た目も機能も強い。

外側から荷室にアクセスできるのが特徴
- サイズ調整ができるので冬の荷物増にも対応
- アイゼンやチェーンスパイクも余裕で収納
- 背面の独自機構が快適(やや重さUPはある)
ただ、次の点がネックでした。
- 小物収納がとにかく少ない
- 外付けスペースがほぼない
- ペットボトルやフォームパッドの収納性が低い
大容量だけど整理性が弱く、結局スタッフバッグが増える → 使いにくい という状態になりがちでした。
▼デュカンスパイン28-35 詳しいレビューはこちらで解説
そして最終的に優勝したのが「デュカン26・32」

黒が32L、青と白は26L
リチウムの整理性不足と、デュカンスパインの小物収納の物足りなさ。
その両方をちょうど良く埋めてくれたのが、この2モデルでした。
内側収納がしっかりある

雨蓋の外側

雨蓋の内側
外側のメッシュポケットが超便利

ここは”仮置き場”。
脱いだアウターや手袋などを、カバっといれておけます。
ザックをいちいちおろすストレスフリー。
側面ポケットには、フォームパッドもペットボトルも入ります。
ハイドレーション対応

使わない人もいるだろうけど、私たちはハイドレーションを使っています。
腰ポケットにはスマホやおやつが入る

ここ、何気にスペースが大きくて、おやつがたくさん入ります。

スマホはショルダーストラップの胸部分に入れることもできます。
私はこっち派です。
これらの便利さに加えて、
やっぱりマムートらしいスタイリッシュな見た目。
ここが決定打でした。
■ 私の使い分け(デュカン26L/32L)
季節や登る山で、ほぼ使い分けが固定されています。
- 春・夏・秋 → 26Lがメイン
- 夏の山小屋泊 → 32L
- 冬のチェーンスパイク・アイゼン使用 → 32L
- デイハイクのほとんど → 26L
正直、この2つで困らないです。
実際にザックへ入れている装備
参考までに、常に持っていく装備はこんな感じです。
- モンベルの救急セット
- レインウェア上下
- ツェルト(アライテント)
- サーモボトル(カップラーメン用・妻の分と合わせて2本)
- ダウンジャケット
これを入れても、26Lは問題なし。
32Lは余裕があります。
まとめ
私が長い時間とお金をかけてたどり着いた答えは、
「デュカン26とデュカン32が最適」 というシンプルな着地でした。
見た目・使いやすさ・収納バランス。
これらを全部求めるなら、この2つに落ち着いてしまいます。
ザック選びに迷っている人の参考になれば嬉しいです。
それではまた。



コメント