約10年間乗ってきた、タントカスタムRS トップエディションSAⅡ(DBA-LA600S)を手放すことになりました。
現在はカローラクロスを注文しており、生産日や納車時期も決まっています。
そこで今回は、タントカスタムを長期間使ってどうだったのか、改めて振り返ってみたいと思います。
はじめに、メリット・デメリットの一覧です。
DBA-LA600Sのメリット
- 天井が高く、車内空間が広い
- 工夫すれば夫婦で車中泊もできる
- ターボ車でも平均燃費19.0km/Lだった
- 車体の大きさを把握しやすく、取り回しがしやすい
- 両側スライドドアが便利
- 収納スペースが多い
- 高速道路料金や税金などの維持費を抑えやすい
- 約10年・14万kmを超えても問題なく走れている
DBA-LA600Sのデメリット
- クルーズコントロールなどの運転支援機能が少ない
- USB端子がなく、充電にはシガーソケットが必要
- 車内が広いため、冷暖房が効くまで時間がかかる
- 運転席と助手席で別々に温度設定ができない
- 約9年使用した頃から、助手席のシートベルトが戻りにくくなった
走行距離は14万kmを超え、15万kmに近づいています。
私にとっては、初めて自分で購入して乗った車です。
職場では、軽自動車や普通車、ハイエースなど、何種類かの車を運転してきました。その中でも、圧倒的に長く乗ってきたのが、このタントカスタムです。
良かった点だけでなく、10年近く使って感じたデメリットや、買い替えを決めた理由についても正直に書いていきます。
タントカスタムRS トップエディションSAⅡの概要

- 車名:タントカスタムRS トップエディションSAⅡ
- 型式:DBA-LA600S
- 使用期間:約10年
- 走行距離:約15万km
- エンジン:ターボ
- 主な用途:通勤、旅行、登山、車中泊
購入価格は、約200万円でした。
軽自動車としては、決して安い金額ではありません。
トップエディションということもあり、内装なども少し上質に仕上げられたグレードでした。
タントカスタムRSを10年使って良かった点
車内空間が広く、圧迫感が少ない
タントカスタムの良かった点として、最初に挙げたいのは車内空間の広さです。
天井が高く、圧迫感がありません。
背の低い軽自動車では、座る位置によっては髪の毛が天井に擦れることがあります。
そうなると、「明らかに自分には合っていないな」と感じてしまいます。
タントでは、頭上にかなり余裕がありました。
人と一緒に乗っていても、車内の空気が詰まるような感覚が少ないところも良かったです。
実際に、妻とタントでたびたび車中泊をしました。
もちろん広いミニバンのようにはいきませんが、工夫次第では車中泊もできます。
軽自動車でありながら、過ごすための空間としても使えるのが、タントの大きな魅力でした。
ターボ車としては燃費が良かった

燃費も、思っていた以上に良かったです。
私が乗っていたのはカスタムRSなので、ターボが付いています。
ターボのないモデルよりは燃費が落ちると思いますが、車に表示されている平均燃費は1リットル当たり19.0kmでした。
街乗りが中心の場合は、もう少し燃費が下がるかもしれません。
私は田舎道を走る機会が比較的多かったので、その分、燃費が伸びたのだと思います。
10年ほど前のガソリン車であることを考えると、十分に効率の良い車だったと感じています。
もちろんハイブリッド車には負けますが、満タンにすると、条件が良ければ500kmほど走れることもありました。
見た目と内装に満足していた
見た目にも、かなり満足していました。
好みが分かれるところだとは思いますが、少しゴツゴツしていながら、ゴツすぎないフロントフェイスが自分の好みに合っていました。
ボディカラーは黒です。
内装にはレザー調の素材が多く使われており、軽自動車の中では少し上質感もありました。
約10年間乗ってきましたが、見た目に対して大きな不満を感じることはありませんでした。
購入後の維持費を抑えやすかった
購入価格は約200万円だったので、最初に支払う金額だけを見れば、普通車に近いところもありました。
それでも、購入後の維持費には軽自動車ならではのコストパフォーマンスの良さがありました。
高速道路の料金は、普通車より安くなります。
登山で高速道路を使う機会が多い私たちにとって、これは助かるポイントでした。
税金や車検、タイヤの交換費用なども、普通車と比べると負担を抑えやすいです。
購入価格だけを見ると決して安くありません。
ただし、長期間乗ることを考えると、維持費を含めたコストパフォーマンスは良かったと思います。
若い頃や、収入に余裕がないと感じる時期でも、1台で幅広く使える車です。
一家に1台という状況でも、十分に活躍してくれると思います。
収納スペースが多く使いやすい
車内の収納も便利でした。
運転席の横やダッシュボードなど、さまざまな場所に収納スペースがあります。
荷物を掛けられるフックもあり、小物を置く場所にはあまり困りませんでした。
一つひとつは小さな収納ですが、日常的に使っていると、このような細かい便利さが効いてきます。
車の大きさを把握しやすい
取り回しの良さも、タントカスタムの大きなメリットでした。
車のサイズが分かりにくい、大きくて運転が難しいと感じることは、ほとんどありませんでした。
前方の見切りが良く、障害物までの距離も把握しやすかったです。
横幅や後ろの長さについても、軽自動車のサイズなので感覚をつかみやすいと思います。
タントは、見た目としては四角い箱に近い形をしています。
そのため、車内空間を広く取りながら、外側の大きさも把握しやすい、効率的な形だと感じました。
両側スライドドアが便利だった
後部座席のスライドドアにも、何度も助けられました。
両手が荷物で塞がっている時や、雨が降っている時でも、荷物を入れやすかったです。
一般的なドアのように、隣の車や壁との間隔を大きく取る必要もありません。
派手な機能ではありませんが、日常的に使うと地味にうれしいポイントでした。
タントカスタムを実際にどのように使ってきたか
通勤や仕事のための車として使った
タントカスタムの使い方として、最も多かったのは通勤です。
走行距離が約15万kmまで伸びた理由も、通勤で長い距離を走ってきたことが大きいと思います。
単なる移動手段というより、仕事道具に近い存在でもありました。
ハンドルに掛けて平らなスペースを作る簡易テーブルを使い、妻に作ってもらったお弁当を食べたことも何度もあります。
ノートパソコンを置いて仕事をしたり、ブログを書いたりすることもありました。
仮眠や気持ちを落ち着かせる場所にもなった
車内で仮眠を取ることも、よくありました。
仕事でつらいことがあった時には、タントの中でひっそりと気持ちを落ち着かせることもありました。
私にとってタントは、単なる移動用の道具ではありません。
一つの居住空間であり、自分のスペースであり、居場所でもありました。
約10年間、本当に多くの時間をこの車内で過ごしてきました。
妻との思い出が詰まっている
今の妻がまだ彼女だった頃から、タントに乗ってさまざまな場所へ出掛けました。
デートや旅行、登山にも、何度も一緒に行きました。
もちろん、楽しい思い出ばかりではありません。
車内で言い合いになったこともありました。
それも今では、一つの思い出です。
良いことも悪いことも含めて、タントには約10年分の思い出が詰まっています。
タントカスタムRSで気になった点・デメリット
現在の車と比べると運転支援機能が少ない
時代の変化とともに、もう少し運転支援機能が欲しいと感じるようになりました。
スマートアシストⅡによる衝突回避を支援する機能はありましたが、クルーズコントロールなどは付いていません。
長距離を運転する機会が多いと、速度を一定に保つ機能などが欲しくなります。
これはタントという車自体の問題というより、私が購入した年式やグレードの問題だと思います。
USB端子がなく充電にはシガーソケットが必要
スマートフォンなどを充電する場合は、シガーソケットに充電器を取り付けて使っていました。
最近では、USBケーブルを直接差し込める車も増えています。
そのような車と比べると、USB端子が最初から付いていれば便利だったと思います。
車内が広い分、空調が効くまで時間がかかる
車内空間が広いことはメリットですが、空調効率についてはデメリットにもなります。
冬に車内を暖めたり、暑い夏に冷やしたりするには、少し時間がかかりました。
快適な温度にするためには、温度設定を強めにする必要があります。
また、妻は私よりも冷えやすいため、私が快適に感じる温度と妻が快適に感じる温度が違うこともありました。
最近では、運転席と助手席で別々に温度を設定できる車もあります。
そのような機能と比べると、空調については少し不便に感じる部分でした。
約9年で助手席のシートベルトが戻りにくくなった
長期間使ってきた中で、特に気になったのは助手席のシートベルトが戻りにくくなったことです。
この症状が発生したのは、購入から約9年が経過した頃でした。
シートベルトは安全に関わる部分なので、戻りが悪い状態は心配になります。
同じような事例もあるようなので、長く乗っている方は注意した方がよいポイントだと思います。
修理にもある程度の費用がかかると分かり、買い替えを考える一つのきっかけになりました。
10年・約15万kmでも、まだ走れる
約10年、15万km近く使ってきましたが、今でも普通に走ります。
エンジンにも、もうすぐ駄目になりそうだと感じるような問題はありません。
車検を通せば、まだ乗り続けることはできそうです。
タントカスタムは、それだけ長く使える車だったと思います。
ただし、シートベルトの修理に費用がかかることや、新しい車には運転支援機能などが増えていることもありました。
車中泊のしやすさなども含めて次の車を考えた結果、そろそろ買い替えてみようと思ったのが現在の状況です。
タントカスタムからカローラクロスへ買い替える
新しいカローラクロスが来ることは、すごく楽しみです。
一方で、長い間お世話になったタントカスタムを手放すことには、寂しさもあります。
私は物に愛着を持つタイプです。
自宅に大きなガレージがあれば、そのまま置いておきたいくらいです。
しかし、車は置いておくだけでも場所が必要ですし、税金などの費用もかかります。
現実的には、手放さざるを得ません。
手放すまでに写真を撮り、これまでの思い出を振り返りながら、残された時間を過ごしたいと思っています。
タントカスタムRS トップエディションSAⅡの評価まとめ
タントカスタムRS トップエディションSAⅡは、約10年、15万km近く乗っても、まだ普通に走れる車でした。
車内が広く、取り回しがしやすく、維持費も抑えやすい。
通勤や買い物だけでなく、旅行、登山、車中泊など、さまざまな使い方ができました。
一方で、現在の車と比べると、運転支援機能やUSB端子、空調機能などに物足りなさを感じる部分もあります。
長く乗る場合は、シートベルトなどの経年劣化にも注意が必要です。
それでも、独身の方、夫婦、子育て中の家庭など、幅広い人にとって使いやすいシリーズだと思います。
現在のタントは、機能や装備、見た目、乗り心地も、さらに進化しているのだと思います。
これからタントカスタムを購入する方にとって、10年間乗った一人のユーザーの評価として、少しでも参考になればうれしいです。
質問がありましたら、コメントに書いていただければ、分かる範囲でお答えします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
こちらの動画も参考になるので、購入を考えている方は観る価値あると思います。
私が乗っていたのは”前期モデル”となります。





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