こんにちは、あにゃごんです。
この前、5年ぶりに運転免許の更新に行ってきました。
「自分が特別うまい」とは思っていないけれど、運だけでここまで来たタイプです。
で、いざ更新手続きを進めようとしたら、
目に飛び込んできたのが「マイナ免許証のご案内」。
「おっ、なんかお得そうじゃん?」と思いきや、
調べてみると意外な落とし穴がたくさんあって……。
今日はそのリアルな体験談と、マイナ免許証を選ばなかった理由をまとめてみます。
「マイナ免許証」の案内でざわつく日曜日
更新日は日曜日。事前予約制で申し込み済み。
当日の朝、ふと案内表を見返すと、こんな一文が。
「マイナ免許証をご希望の方はこちらから予約を」
……なにこれ?しかも、手数料が2100円で安い!
通常の免許更新は2850円+講習料500円だから、
「え、ちょっと損してない?」と思ったんですよね。
とはいえ、当日の予約変更は不可。
誕生日から1か月以内という期限も迫っていたので、
「まぁ今回はこのままで行くか……」と腹をくくりました。
ネットで調べて分かった「1%の現実」
気になってネットで調べてみると、
マイナ免許証の利用率はまだ約1%ほど。
始まって半年くらいなので当然かもしれませんが、
どうやら“様子見”の人が多いみたいです。
私もその一人。
「5年後にはもっと普及してるだろう」と思いつつ、
今回は見送ることにしました。
案内には“メリット”しか書いてない問題
ここでちょっと言いたい。
案内文、メリットしか書いてないんですよ。
「手続きがスマートに!」
「財布がスッキリ!」
……いやいや、デメリットも書こうよ!
ブログで商品紹介をしている身からすると、
「良いことしか書かない」は不誠実です。
だって、信頼って“両面を見せること”からしか生まれない。
メリットだけ並べてくるって、ちょっと詐欺っぽくないですか?
なんか、うさんくさいなぁと思ってしまう。
行政だからこそ「信頼されるだろう」と踏んでのやり口でしょうか。
行政は賢い人の集まり。
──これ、わかってやってますよね?
でも、ずるいなぁ。
まぁ、それだけマイナ免許証を広めたい意図が丸見えってことです。
……で、つい思っちゃう。
「あんたらに、何のメリットがあるんだ?」
マイナ免許証のデメリット、けっこうある
調べてみると、けっこう注意点もあります。
マイナ免許証のデメリット
- 結局、更新のたびに会場に行く必要がある
- 視力検査などは省略できない
- マイナンバーと免許証の更新時期がズレる
- 紛失時のダメージが大きい(身分証も個人番号も同時アウト)
つまり、「1枚にまとまって便利そう!」と思いきや、
手続きゼロにはならないんですよね。
カードを減らしたい気持ちは分かるけれど、
「管理の複雑さ」と「紛失リスク」はむしろ増える。
うーん、これではまだ踏み切れません。
現場のリアル:45人中7人が「マイナ免許証希望」
実際の更新会場では、45人ほどが講習を受けていました。
講習後のアナウンスで、
「マイナ免許証をご希望の方はこちらへ~」と呼びかけがありました。
立ち上がったのは、7人。
割合にすると約16%。
まだ「どっちがいいの?」と様子をうかがう人が多い印象です。
しかも、7人の中には
「通常免許+マイナ免許証の併用希望」の方もいたので、
完全移行組はもっと少ないと思います。

行政の努力と、私のスタンス
ここまで来るのに、行政もかなり頑張りましたよね。
ポイントを配ったり、広報を打ったり。
「そのポイントも税金でしょ?バカにすんじゃねぇ!」とツッコミたくなる。
……でも、ポイントはちゃんともらう派です(笑)
とはいえ、もし結果的に税金の無駄を減らせるなら、
それは私たちにとっても悪い話ではありません。
「まずは制度が落ち着くのを待つ」
それが現時点での、私の結論です。
まとめ:5年後の自分に期待
- 手数料はマイナ免許証の方が安い(2100円)
- ただし、更新は従来どおり会場へ行く必要あり
- 紛失リスク・更新ズレなどのデメリットも存在
- 現場の実感としては移行希望者16%ほど
- 今は“待ち”の姿勢が現実的
今回は「普通の免許証」で更新を終えました。
受付から退室まで、およそ1時間15分。
手続き・視力検査・写真撮影・講習(30分)と、
テンポよく終わりました。
次の更新は5年後。
その頃にはマイナ免許証のメリット・デメリットがはっきりしているはず。
もし便利さが本物なら、その時こそ切り替えようと思います。
とりあえず今は、「見送り勢」として静観。
慌てて変えず、制度を見極めてからでも遅くありません。
おまけ:参考になった動画
ちなみに、今回考えるうえで参考になったのが、
古舘伊知郎さんのYouTube動画。
あの独特の語り口でマイナンバーを語る姿、
ちょっと笑えて、でも考えさせられます。


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