
冬の低山にいる服や道具をモンベルで買おうかな~ みんなは何を買ってるんだろう?
このような方へ向けて、モンベルで私が爆買いしたウェア&ギアを計18点、レビューしていきます。
総額、およそ135,000円。いつのまにか高額になっていました・・・。
ちなみに、『冬の低山』と言っていますが、
- 気温 -5℃~10℃ぐらい
- 標高 0~1,000mぐらい
このようなイメージです。ではまいりましょう!
- 【冬の低山】モンベルで爆買い計13万円|服&道具18点レビュー!
- クリマバリア パーカ Men’s ¥21,120
- クリマエア ジャケット Men’s ¥9,460
- ストームクルーザー
- ジオライン EXP.ハイネックシャツ Men’s ¥6,490
- スーパーメリノウール L.W. Tシャツ Men’s ¥6,050
- スーパーメリノウール EXP.ネックゲーター ロング ¥3,520
- ジオライン M.W.タイツ Men’s ¥4,620
- トレースグラス ワイドレンズ ¥7,700
- メリノウール トレッキング ソックス Men’s ¥2,090
- ダウンブランケット M ¥9,350
- L.W.チェーンスパイク ¥6,600
- シャミース フィンガーレスグローブ Men’s ¥1,870
- 非常用のギアなどなど
- 終わりに
【冬の低山】モンベルで爆買い計13万円|服&道具18点レビュー!
クリマバリア パーカ Men’s ¥21,120
冬の低山でベストなソフトシェルを探していたところ、モンベルの店員さんにオススメされたのがクリマバリア パーカ Men’sでした。
高い防風性と保温性があって、動きやすいのも特徴。多少の雨をはじくし、暑くなったら脇部分のジップをあけたりして、放熱することができます。
使用感は「文句のつけようがない」という感じ。ヘビーユーズしています。耐久性もある感じだから、末永くお世話になりますよ!
クリマエア ジャケット Men’s ¥9,460
グリマエアジャケットのブルー。
機能性が良いし、保温性も高いので、冬の低山に行くときには毎回つかっています。
動いていて熱くなったら、ジップを開けて放熱できるのも便利です。
特徴的なのが、袖に親指を通せる部分があるのことです。手の甲くらいまで覆ってくれます。
だから、多少の寒さくらいなら、グローブはいらなくなります。
指先が出ているから、スマホ操作も困らない。使い勝手がいいですね。熱くなったら、外せばいいだけですし。
ちなみに、私が青色を選んだワケは、こちらの記事でも言っている通りで、『モノトーン+1色』をコーディネートの基本としているからです。
青でコーディネートをするときは、このクリマエアを使っています。青は青でも、深みのある色合いが好きですね!
ちなみに、ユニクロで、こういう風合のフリースジャケットが2,000円とか3,000円くらいで売られていますね。
「これで代用できるのか?」と思われるかもしれませんけど、厳しいでしょう。
ユニクロのファーフリースだと、熱がこもって蒸れやすくなるのと、体へのフィット感とストレッチ性に欠けます。
クリマエア ジャケット Men’sは放熱できるし、体にしっかりフィットするし、横腹部分にストレッチ性のある素材が使われていて、アウトドアに特化しています。
クリマエアほどの保温性がいらないときは、モンベルでは他にもたくさんのバリエーションが用意されていて、選び放題ですね。
ストームクルーザー
ストームクルーザー デタッチャブル フード Men’s ¥28,600
ストームクルーザー フルジップパンツ Men’s ¥20,350
登山の「三大基本装備」は、ザック・靴・雨具と言われます。
モンベルのストームクルーザー デタッチャブル フード Men’sとストームクルーザー フルジップパンツ Men’sは、まさに雨具。
モンベルがリニューアルを重ねてきた、歴史ある代表的レインウェアです。
店頭では「オールウェザー」として、晴れの日でも快適に使える雨具として売り出されていますね。
実際に使ってみると、雨以外の時も快適なんです。
晴れで使っても蒸れないし、暑くなりすぎない。強風が吹いていても、ストームクルーザーを着ればしっかり防げます。雨が降っていても、もちろん浸水しない。
それでいて、動きやすい。体の動きを妨げないので、快適そのものです。
メリットとデメリットをざっくりまとめると、次のようになります。
- コスパが良い
- 透湿性が高い
- 耐久性が高い
- 防水性が高い
- コスパは良いけど値段は高い
- 選べる色が少ない
「耐水性ってそんなに重要なの?」って思われるかもしれません。
昔、富士山に登山したときに、普通の雨ガッパで登山したんですね。
雨が降ってたんですけど、横殴りに降ってきたり、とても巻き上げたりして、服の中に浸水してきてびしょびしょになったんです。
それで、「ちゃんと登山用のレインウェアを買わなきゃダメだ!」と思いました。
ストームクルーザーは、モンベルのレインウェアの定番の代表レインウェア。歴史を持つアイテムとなっていますね。だからストームクルーザーなら持っておいて間違いは無い。
私は、ほかのレインウェアをいろいろ試して使ったわけじゃないから、比較はできないんですが。
風をしっかり防ぐし、温かくもなるし、かといって蒸れる感じもない。着ていて快適なんです。不思議なウェアって感じ。ストームクルーザーはやはり違うのでしょう。
ただし、良いことばかりではなくて。例えば、耐久性。私はストームクルーザーのフルジップパンツをチェーンスパイクで引っ掛けてしまって、穴を開けてしまいました。
で、モンベルに修理に出して、2300円くらいかかっちゃいました。
アイゼンを引っかけたら、さすがに多くのウェアは破れてしまうと思いますけど、ストームクルーザーは耐久性があるって言っても無敵じゃないので、そこは注意が要りますね。
もっと耐久性を求めるんだったらより、耐久性の高いレインウェアのタイプもあるのでそっちを選ぶっていうのもアリですね。
「いや、アイゼンつけたら足を引っかけないように歩き方に気をつけろよ」っていう話なんですけどね(笑)
ジオライン EXP.ハイネックシャツ Men’s ¥6,490
「動いていないときの暖かさが欲しい」「首が冷えると寒い!」と思って買ったのが、ジオライン EXP.ハイネックシャツ Men’s。
いやー、あったかいです。メリットは次の2つ。
- 首元まで温かい
- 暑くなったら、首元のジップを開けて体温調整できる
首元が温かいけれど、激しく動いていると暑くなることがあります。
でも、アンダーウェアなので、脱ぐわけにもいきません。
そんな時に便利なのが、首元のジップ。これを開けるだけで放熱することができます。
ジオライン EXP.ハイネックシャツ Men’sのデメリットは、重ね着していると腕まくりしにくいことですね。
それでも、氷点下近い山の登山では、毎回つかっています。お気に入りです。
スーパーメリノウール L.W. Tシャツ Men’s ¥6,050
インナー使いに買ったのが、スーパーメリノウール L.W. Tシャツ Men’s。
運動量が多い冬の低山で、使い倒しています。
それと、極寒の日にはジオライン EXP.ハイネックシャツ Men’sの中に着込むこともあります。
汗冷えしないし、薄手の半袖っていうのがポイントですね。
保温性は確かに高くはない。じっとしてたら寒くなってしまいます。
けど、山登ってたらすぐにアツくなっちゃいますよね。
そういう時、長袖だと腕まくりしにくいんですよね。インナーがあって、保温着があって、アウターがある・・・みたいに3枚以上が重なっていると、さすがに腕はまくりにくい。
でも、インナーが半袖だと腕をまくりやすい。なので、動いているときには、スーパーメリノウール L.W. Tシャツ Men’sは抜群の快適性です。
スーパーメリノウール EXP.ネックゲーター ロング ¥3,520
冬の低山では、口元とか鼻とか耳とかが冷えると、寒くてつらい時があります。
でも、首を温めれば、体感温度も変わります。そこで使えるのが、スーパーメリノウール EXP.ネックゲーター ロング。首を温めることもできる。
そして、『ロング』であれば顔まで引っ張って上げることで、口とか鼻もけっこう温かくなります。
2wayで使えるのが、ネックゲーターのロングタイプのメリットですね。
冬の低山では、毎回、首にネックゲーターを巻いて登っています。使い心地いいですね~。
動いていると、暑くなりすぎることもあるので、そのときは外しています。
注意点は、温かさに期待しすぎちゃいけないこと。
スーパーメリノウールなんであったかいし、生地は向こう側が見えなくなるくらいの厚手ではあるけれど。
風はわりと通すんですよね。だから極寒で強風の環境下では、心許なくなるかもしれません。
まあ、風を通してくれるから、口元を覆っても息がしやすいというメリットの裏返しでもあります。
もっと本格的に顔の寒さを防ぎたいっていう人は、バラクラマとかの方がいいんじゃないかなぁ?と思います。
ちなみに私はコーディネートのこだわりもあって、黒も買っちゃいました。
普段から家でも使ったりしています。便利だし、温かさが程よいので、使い勝手が良くてガンガン活躍しています。
ジオライン M.W.タイツ Men’s ¥4,620
これは冬の低山に使うためのタイツとして、モンベルの店員さんに相談して買いました。ジオライン M.W.タイツ Men’sは中厚手です。
厚手だとオーバーヒートしてしまうので、オススメされません。かといって薄手だと寒い。 ほど良いのが、中厚手のタイツということです。
私は、このタイツと中厚手のモンベルのODパンツをはいています。1,000m級の冬の低山なら、快適に使えますね!
休憩時にどうしても寒くなったら、ストームクルーザーのパンツをはくようにしています。
中厚手のジオライン M.W.タイツ Men’sぐらいが、体温調整をうまくできるので、冬の低山には快適ですね!
ちなみに、UNIQLOのヒートテックタイツよりも、動きやすかったり、汗冷えなどが無い使用感です。
トレースグラス ワイドレンズ ¥7,700
トレールグラスを買ったワケは、晴れた雪山に登ったとき、雪からの照り返しで目がすごく充血しちゃったから。
目が疲れたりもしたし、良くない影響があると思い、買いました。
でも、サングラスをつけても、山のキレイな景色は楽しみたいじゃないですか?
黒いサングラスをつけるとせっかくの青空も、黒く見えてしまいます・・・。それだと登山の楽しみが下がってしまう。
だから、透明なグラスを買いました。
透明だと紫外線はカットされないイメージがあったけど、そんなことないです。透明のグラスでも紫外線は99%以上カットされます。
紫外線だけじゃなく、風・砂・ほこりから目を守ってくれる。
アウトドアをすればするほど、目の負荷は高まっていく・・・。末永く登山を楽しみたいので、買った次第です。
デメリットは値段。トレールグラスは7,700円なので、コスパが良いとは言えない。
確かに、ハードケースがついていて(しかも軽い!)、レンズ交換もカンタンにできて、デザインも凝っています。
でも、サングラスはもっと安いものが、UNIQLOやGUでも買えます。そうしたメーカーでも紫外線は9割以上カットできますし。
妻はGUのサングラス使っていますが、オシャレで良い感じです。
他にお金を回すために、UNIQLOやGUでひとまず代用するのも、1つのやり方だと思います。
メリノウール トレッキング ソックス Men’s ¥2,090
「足先が寒い気がする」と思って買ったメリノウール トレッキング ソックス Men’s。
でも、後日にWIC.トレッキング ソックス Men’sも買ってみたら、こちらでも十分あたたかいと気づく・・・。
メリノウールは温かさに定評はありますけど、天然繊維なのでヘタりやすい。
個人的には、WIC.トレッキング ソックス Men’sが丈夫で保温性も申し分ないので、オススメです。
ダウンブランケット M ¥9,350
冬の低山では、休憩しているときが寒いですよね。
私たち夫婦は、山頂で昼ご飯休憩にするのですが、とにかく寒い。
見晴らしは良いけど、風をさえぎる物がなくて、体温をどんどん奪われます・・・。 雪が降る中、凍えながらご飯をたべたこともあります(苦笑)
そこで買ってみたのがダウンブランケット。メリットは次のとおり。
- 軽い
- 温かい
- 胸元から足首くらいまで巻けるサイズ感
使用感におおむね満足しています。
1つ後悔したのは、「Lのほうが良かったかもしれない」ということ。
食事中に2人の膝にかけたり、肩からすっぽり体を覆ったりするには、サイズがもう少し欲しくなります。
ダウンブランケットにはボタンがついているので、追加でダウンブランケットを買えば、つなげて使うことができるみたいです。
今後、追加で買う時がくるやもしれません!
L.W.チェーンスパイク ¥6,600

写真は1点だけど、実際は2点セットなのでご安心を。
冬の低山や、夏の雪渓歩行につかえるのがチェーンスパイク。登山愛好家の間では、「チェンスパ」って呼ばれてますね。
冬の低山って、雪景色がきれいです。
本格的な冬山はなかなかチャレンジしにくいけど、日帰りで軽く登ってみるくらいならやってみたい。
そこで買ったのが、『L.W.チェーンスパイク』。「L.W.」とは、ライトウェイトの略。
つまり、「軽いチェーンスパイクだよ~」ってことです。
実際、チェーンスパイクは登山靴につける金具だし、足かせみたいなもんです。重いんですよね。なので、軽いほうがありがたいわけです。
通常のチェーンスパイクとL.Wチェーンスパイクの重量の違い
モンベルでは、通常のチェーンスパイクと、ライトウェイトのチェーンスパイクの2種類が買えます。
重量の比較表は次のとおりです。
重さの比較 | |||
通常のチェーンスパイク | L.W.チェーンスパイク | 重量差 | |
S | 280g | 216g | 64g |
M | 325g | 238g | 87g |
L | 360g | 268g | 92g |
XL | 405g | 290g | 115g |
重量差がジワジワと効いていきます。 登山ではいかに軽量化するかが大切。荷物の軽量化は、ベテランほど気にしていることです。グラム単位で削りますね。
その点、このL.W.チェーンスパイクは明らかに軽くなる。
冬山登山の難易度が上がっちゃう理由の1つは、重いアイゼンを足につける必要があるからです。
無雪期の登山よりも、一歩一歩の重さがアップする。なので、「軽い」っていうのはメリットなんです。
ただし、L.W.チェーンスパイクは、軽い分、強度は落ちるようです。
「そんなこと、気にしなくても大丈夫だろう!」と思って使っていたら、チェーンスパイクの刃をズボンに引っ掛けてしまい、転倒して、チェーンスパイクの金具が1つ取れてしまいました。
モンベルに行って、修理をお願いすることに・・・
なので、「やはり強度も重要だ!」と思う方は、通常のチェーンスパイクのタイプを買うことをオススメします。
そもそも、チェーンスパイクを使うときは歩き方に注意をしないといけないのに、普段通りに歩いていた私の落ち度であります。
私の妻もL.W.チェーンスパイクを使っていますが、壊れることもなく活躍しまくっていますから。
チェーンスパイクの『刃の長さ』について
冬の低山って、『登山口から山頂まで、雪がずっと積もってる道』ではないんですよね。
所々、雪が溶けててなくなってたり、岩肌が出ていたり。
なので、長い爪のアイゼンだとガリガリと当たって、困ったり、危なかったり。
でも、チェーンスパイクは刃が短いので、岩の上を歩く時もそんなに気にならないですね。これがメリット。
私は6本刃のアイゼンも持っていますが、冬の低山では使い途に困りました。
だから、雪があったりなかったりのようなコンディションの登山道では、チェーンスパイクが最適と感じます。
長い刃のアイゼンは、ガニで足と足の間を空けて歩くとか、特別な歩行を意識しないといけないですね。訓練しないといけない。これがストレスです。
チェーンスパイクなら、本格的なアイゼンよりは刃が短い分、足運びのストレスは和らぎます。
とはいえ、足の運び方は気をつけないといけないです。じゃないと私みたいに、足をひっかけて修理費がかさむことになります・・・。
チェーンスパイクの取り付け方
チェーンスパイクの取りつけは、意外とカンタンです。取りつけ方法は、モンベルの動画でわかります。
シャミース フィンガーレスグローブ Men’s ¥1,870
冬の低山では、グローブは必要。 でも私は、登っていると手がすぐに暑くなって、グローブがいらなくなったりします。
それと、指先まで覆うグローブだと、スマホが使いにくいし、YAMAPでルート確認しづらくなります。
タッチパネル対応というグローブもあるけど、操作性はやはり良くはない・・・。
そこで丁度よかったのが、『シャミース フィンガーレスグローブ』でした。
柔らかいし、シャミースなので暖かい。使用感、良いですね!
もし『シャミース フィンガーレスグローブ』だけでは寒くなっても、上からグローブをかぶせればいいですね。インナーグローブとしても使えるわけです。
非常用のギアなどなど
登山では遭難や事故にそなえて、非常用品をカバンに入れておくことが大切。 そこでまとめ買いしたのが、次の道具5つ。
- エマージェンシーシート 体温低下をやわらげる
- サーモコンパス 温度計とコンパスが一体
- コンパクトヘッドランプ 日が暮れても道を照らせる
- ウォータープルーフマッチ 水にぬれても火を起こせる
- O.D.トイレキット 3個入り 我慢できないときはコレ
なかなか使う機会はまだないけれど、ザックに入れています。
ちなみにサーモコンパスはけっこう便利。登山中って、運動して体が温かくなっているから、気温が寒いのか暑いのかわからなくなりますよね。
そして、知らずのうちに寒くなって、カゼを引いてしまったりする。
温度計があると、「あ、めっちゃ寒いやん!早めにダウン着ておこう。」と対策できるわけです。
私は山頂で「暑いなぁ~」と思って温度計を見たら、たったの3℃しかなかったことがあります。
終わりに
ここまでみてもらって、ありがとうございました!
モンベルのオンラインサイトで買えるものばかりレビューしてきました。
モンベルのオンラインサイトは使いやすいんですが、レビュー機能がないのが残念です。「で、実際どうなのよ?」がわかりにくいんですよね。
そんな不便さを感じながら、書いたのが本記事です。私のレビューしかありませんが、参考になるとうれしいです!
今後も買い足して(散財して)レビューしていきます!
それではまた!
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