「モンベルのアルパイン フォールディングポールって、実際どうなの?」
「高いけど、買う価値ある?」
「トレッキングポールって年配向けじゃない?」
こんな疑問を持っている人は多いと思います。
この記事では、モンベルのアルパイン フォールディングポールを約2年間、毎週のように使ってきた私が、忖度なしで評価・レビューします。
「無理せず登山を続けたい人にとって、かなり完成度の高い一本」です。
アルパイン フォールディングポールの使用歴と結論|2年間・毎週使ってもまだ現役

モンベルオンラインショップの購入履歴画面
繰り返しますが、私はこのモンベル アルパイン フォールディングポールを使い始めて、およそ2年になります。
毎週の登山でほぼ毎回使用していますが、致命的な故障は一切なし。

2年間、毎週の登山に使い続けたアルパイン フォールディングポール

持ち手は健在。

傷は多いですが、使うには全く支障がない
軽さ、強度、使い勝手、どれを取っても「よくできた道具」だと感じています。
補足:現在販売されているモデルとの対応関係
現在、私が使用しているモデル(アルパイン フォールディングポール)は販売されていません。
現行モデルは以下の3種類です。
- アルパイン フォールディングポール 110(使用サイズ:90〜110cm)
- アルパイン フォールディングポール 120(使用サイズ:100〜120cm)
- アルパイン フォールディングポール 130(使用サイズ:110〜130cm)
私が使用しているポールは、使用サイズが105〜125cmのモデルのため、
現在のラインナップで言うと「アルパイン フォールディングポール 125」に相当します。
(実際はないけど)
使い始めたきっかけ|妻の変化を見て考えが変わった
もともと私自身は、トレッキングポールにそこまで前向きではありませんでした。
きっかけは、妻が登山中に足の痛みを訴えるようになったことです。
歩くペースが落ち、年配の登山者に次々と抜かれていく状態でした。
そこで妻が使い始めたのが、アルパイン フォールディングポール。
すると、
歩くペースが明らかに改善し、
「足が楽」と言いながら、サクサク登るようになりました。
半信半疑で少し借りてみたところ、
「これは確かに違うな」と実感。
そのままモンベルで購入しました。
実感したメリット|登りも下りも確実に楽になる
登りでのメリット
登りでは、脚だけで体重を支えなくていいのが最大の利点です。
ポールに体重を分散できるため、太ももやふくらはぎの負担が減ります。
下りでのメリット
下りはさらに効果を感じます。
足が少し滑っても、
ポールが地面を捉えていれば姿勢を立て直せる。
実際、何度も助けられました。
4足歩行という考え方
トレッキングポールを使うと、実質的に4足歩行になります。
接地ポイントが増えることで、安定感が大きく向上します。
足や膝への負担軽減+転倒リスクの低下。
この2点は間違いなくメリットです。
正直に語るデメリット|万能ではない
もちろん、欠点がないわけではありません。
平地では正直いらない
完全な平地では、ポールを地面につかず、
ただ手に持って歩いているだけになる場面も多いです。
そうなると、少しお荷物に感じます。
岩場では判断を迫られる

折り畳むとコンパクトだが、開閉にやや手間あり
岩場では、
「折りたたんでザックにしまう」か、「手に持ったまま登る」か、
この選択を毎回迫られます。
後述しますが、開閉には少し時間がかかるため、
正直なところ、できれば折りたたみたくありません。
軽い岩場であれば、
ポールを突いたまま、そのままやり過ごすこともあります。
一方で、
手で岩をつかんで登るような場面では、ポールをしまわないと危険です。
そのため、初めて行く山では、
「どの程度の岩場が、どれくらいの区間で続くのかが事前に分からない」
この点が、地味にストレスになります。
仕様面の評価|三つ折り×カムロック式は優秀
アルパイン フォールディングポールは三つ折りタイプです。
三つ折りのメリット
- ザックにコンパクトに収まる
- 公共交通機関利用時に飛び出さない
- マナー面・安全面で優秀
電車やバス移動が多い人には、かなり大きな利点です。
三つ折りのデメリット
- 開閉に少し時間がかかる
- 岩場が短いと「しまう判断」を後悔することも
カムロック式は高評価
カムロックによって、長さ調整が一瞬でできるのは大きなメリットです。
回転式より、明らかにストレスが少ないと感じます。
重量・素材について|日帰り登山なら十分
アルパイン フォールディングポールはカーボン素材ですが、
正直、重さはほとんど気になりません。(総重量238g)
カーボンかアルミかを気にする人もいますが、
通常の日帰り登山では体感差はほぼないそうです。
これは、モンベルの店員さんが教えてくれました。
実際、私は「重い」と感じたことは一度もありません。
消耗品とメンテナンス性|モンベルはここが強い
長く使うと、
- 先端ゴムはすり減る
- ベルクロテープは、1年半ほどで劣化し、吸着が悪くなる
これは避けられません。
ただしモンベルは、
消耗品を単体で安価に販売しています。
実際、私はどちらも交換しました。

交換後、およそ1年たった状態でも、特に問題なく使えています。
このメンテナンス性の良さは、さすがモンベルです。
ただし、ベルクロテープについては、同一のものは販売されていないようす。
私は「クリマプレンバンドルストラップ 20×200」で代用しました。
ただ、本音を言えば、同一のものが販売されているとありがたい、という気持ちはあります。
見た目問題について|気にする必要はない
「トレッキングポール=年配向け」
そう感じる人もいると思います。
でも、本格的に登山をしている人ほど、
年齢問わず、当たり前のように使っている道具です。
私は、
見た目・機能性・安全性のすべてを大切にしたい欲張りタイプですが、
トレッキングポールは「かっこいい」というより、
“通っぽさ”が出るアイテムだと思っています。
逆に、本格的な登山でポールを持たず、
明らかにへばっていたり、ペースが極端に遅くなっていたりすると、
「無理しているな」と感じてしまうこともあります。
自分の力量を見極め、必要な道具を使う。
その判断ができる余裕こそ、かっこよさの一つだと思うんですよね。
もちろん、
ポールなしでも余裕で歩けるなら、それはそれでカッコ良いと思います。
結論|アルパイン フォールディングポールはこんな人におすすめ
おすすめできる人
- 足や膝の負担を減らしたい
- 下りの安定感を重視したい
- 長く使える道具を選びたい
おすすめしない人
- 平地歩きが中心
- 岩場が多い山だけを選ぶ
- ポールの出し入れが絶対に面倒な人
まとめ|無理しない登山のための一本
モンベルのアルパイン フォールディングポールは、
無理をしないための道具だと私は思っています。
かっこいい・かっこ悪いではなく、
安全に、長く、楽しく登山を続けるための選択肢。
修理対応、部品供給、品質。
総合的に見て、
「迷ったらモンベルでいい」
そう言える一本です。
- アルパイン フォールディングポール 110(使用サイズ:90〜110cm)
- アルパイン フォールディングポール 120(使用サイズ:100〜120cm)
- アルパイン フォールディングポール 130(使用サイズ:110〜130cm)
「やっぱりモンベルは価格が高い…」と感じた場合は、
Amazonや楽天で探してみるのも一つの方法です。


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