こんにちは、あにゃごんです。
今回は鈴鹿10座のひとつ、天狗堂（てんぐどう）に登ってきました。
天気は曇り。雨が降りそうで降らない、なんとも落ち着かない空模様。
季節は11月のはじめで、秋の気配がじわりと漂っていました。
登山データまとめ（今回のルート概要）
- 山名：天狗堂（鈴鹿10座のひとつ）
- ルート：岩小谷登山口 ↔ 山頂（往復コース）
- 登山時間：10時30分〜14時00分（休憩含む）
- コース定数：10（YAMAP基準・やさしい部類）
- 標高差：約500m
- 駐車場：路肩スペースに3台ほど
- トイレ：なし（「天狗堂登山口」にバイオマストイレあり）
- 特徴：急登多め・ロープあり・眺望は展望岩から
- おすすめ度：★★☆☆☆（初心者～中級者、鈴鹿10座コンプしたい人向け）
岩尾谷登山口からスタート（駐車場情報も）
今回のルートは岩尾谷登山口から山頂までの往復コース。
YAMAPのコース定数は「10」。分類で言うと“やさしい”部類です。
登り始めたのは午前10時半ごろ。
車は登山口そばの路肩スペースに停めました。
おそらく3台ほどは置けると思います。
到着時にはすでに1台停まっていましたが、登山者かどうかは不明でした。
というのも、工事車両が入っていたんです。
ショベルカーが動いていて、伐採した木を運ぶトラックも行き来していました。
登山中にちょうどその車両が降りてくる場面に遭遇。
「お疲れ様です」と思わず声をかけたくなるような現場でした。
登山道のすぐそばに工事用の道ができていて、
一部では登山道が削られている箇所も。
実際、最初のうちは道を間違えそうになりました。
なので、登り始めは特に注意です。
ピンクテープが要所要所にあるので、
テープを見失わないように登るのがポイントです。
急登多め。森林の中を黙々と進む
このコース、なだらかな場所もあるものの、
全体としてはけっこう急登が多いです。
ロープが設置されている箇所もいくつかありました。
ただ、登りがいはあります。
森林の中をひたすら進むので、
眺望は少なめですが、静かで落ち着いた雰囲気。
ちなみに、山頂からの景色はほとんど見えません。
なので、展望岩まで足を伸ばすのがおすすめ。
山頂から数分で着きます。
ここまで行くと一気に開けて、気分がスッと晴れます。
ただし私が登った日は曇りとガスで、少し残念なコンディションでした。
トイレ事情とアクセスの注意点
まず大事なのは、岩小谷登山口にはトイレがないということ。
もう少し手前の「天狗堂登山口」にはバイオマストイレがあるそうですが、
今回は利用していません。
とはいえ、岩小谷ルートは定数10で、
天狗堂の中でももっとも登りやすいコースです。
短時間で登りたい人、体力に自信がない人にも向いています。
ただし注意点も。
登った日は前日に雨が降っていたため、ぬかるみと木の根が滑りやすい状態でした。
木の根に足を引っかけると危ないので、
足さばきには注意です。
装備としては、
トレッキングポールや、
モンベルのトレールグリッパーのような登山靴があると安心です。
アクセスについては、
登山口までの道が1車線に近い細道で、
10〜15分ほど離合が難しい区間が続きます。
運転には十分注意してください。
途中で猿や猫も見かけました。
野生動物の出没にもご注意を。
登山者の数と雰囲気
登ったのは休日でしたが、
出会った登山者は展望岩でお一人だけ。
あとは誰にも会いませんでした。
「鈴鹿10座」というと人気山のイメージがありますが、
天狗堂は静かな山という印象です。
道の草木がやや茂っていて、登山道が不明瞭な箇所もあります。
なのでここでもやはり、ピンクテープ頼りが大事ですね。
参考までに：筆者の登山レベル
私たちは登山歴およそ2年。
30代半ば〜後半の2人組です。
毎週どこかの山に登っています。
ペースは中の中。
追い抜かれることもあるし、追い抜くこともある。
平均的な登山スピードと思ってもらえればOKです。
展望岩でのランチがご褒美だった
展望岩からの眺望は、曇り空でもすがすがしかったです。
ちょっとしたスペースもあり、
腰を下ろしてランチタイム。
山で食べるラーメンは、いつもより3割増しでうまい。
これだから登山はやめられませんね。
まとめ：岩小谷登山口ルートは初心者にもおすすめ
- トイレはない（登山前に済ませよう）
- 急登多め、ぬかるみに注意
- ピンクテープを頼りにルート確認
- 車道は狭いので安全運転を
- 山頂は展望なし、展望岩まで行くべし
短時間で登れる鈴鹿の静かな山として、
天狗堂は初心者にもおすすめのコースでした。
静かな山歩きをしたい人にはちょうどいい山です。
それではまた！！
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