「龍王山って初心者でも登れる?」
「天理トレイルセンターからのコースってどう?」
秋に奈良の山へ行こうと思ったとき、こんな検索をする人は多いと思います。
今回は、私たち夫婦が天理トレイルセンターから龍王山に登ったリアルな体験をもとに、アクセス・コースの特徴・迷いやすいポイント・初心者でも安全に楽しめる理由をまとめます。
先に結論だけ言うと――
龍王山は、秋に初めての登山をしたい人に全力でおすすめできる“優しい山”でした。
関西百名山ではないのに、整備の充実っぷりがすごい。
奈良で登山先に迷っているなら、候補に入れて損なしです。
天理トレイルセンターから龍王山へ|アクセスと歩き始めの快適さ

今回歩いたのは、天理トレイルセンターから龍王山へ向かう王道コース。
まず言わせてほしいのが、駐車場が強い。
- 市営駐車場 → 無料
- トレイルセンター周辺 → キレイで広い
- 飲食店や売店も併設 → 登山前後の寄り道が楽しい
このあたり、明らかに「初心者ウェルカム」の雰囲気が漂っています。

秋の時期は、古墳まわりの道も気持ちよくて、
鴨がいたり、柿の実が色づいていたり、石畳もあって歩いていて飽きないです。
龍王山は初心者にめちゃ優しい山だった

今回の周回コースはYAMAPだと コース定数13。
私たち夫婦は休憩込みで 約4時間。
▶コース詳細はこちらのYAMAPリンクから
同じ「定数13」だった播磨アルプスの時とは比較にならないほど、身体が楽でした。
純粋に“優しい13”。
▶播磨アルプスの登山記録はこちら
優しい理由はここ

- アップダウンが少ない
- 基本は 登り続ける → 下り続ける のシンプル構造
- 道がよく整備されていて、下山も歩きやすい
- 林の中を歩く時間が長く、直射日光で消耗しにくい

若い人はスニーカーで登っている姿もちらほら。
もちろん私は、モンベル×マムートでガッチガチ装備。
……逆に浮くほどである。妻も似たようなもの。
(まあいいんです。安全が一番だから。)
山頂からの景色がごほうび

頂上に着いたら、視界が一気に開けます。
- 金剛山系
- 葛城山
- 生駒山
山頂は広場になっていて、紅葉もバッチリ。

関西の山々がしっかり見えて、かなり満足度が高い。
さらに、山頂付近にトイレがあるのもポイント高い。

見た目はちょっと古め。
ピカピカとは言えません。
でもね、トイレがあるだけで感謝。それが登山。
特に初心者にとって、この安心感は段違いです。
山頂付近は分岐が多め|YAMAPを確認した方がいい

龍王山で唯一注意したいところがここ。
山頂付近は分岐が多く、ちょっと迷いやすい。
たぶんどの道からでも山頂には行けると思うのですが、
「どれが正解ルート?」と一瞬止まるポイントがあるので、
YAMAPを見ながら行くのが安定。
ただし、危険箇所はほぼゼロでした。
初心者でも問題なく歩けます。
登山前後の楽しみ|天理トレイルセンターのパンが優勝していた

今回、私たちはカップラーメンを持ってきていたんですが……
トレイルセンターの売店で、うっかり 優勝パン を発見してしまい、予定が崩れました。
- ハム
- ベーコン
- 卵
- フランスパン仕立て
めちゃオシャレ。
さらに リンドールのチョコレート まで買ってしまい、お昼の幸福度が爆上がり。

写真映えもするし、こういう“寄り道の楽しさ”も龍王山の魅力です。
まとめ|秋の龍王山は初心者に最適。奈良で迷ったらここ
龍王山をまとめると、こんな山です。
- アクセスしやすい(駐車場無料)
- コースがよく整備されていて危険が少ない
- 秋は景色も雰囲気も抜群
- 初心者でも安心して登れるちょうどいい山
あえて言うなら、三叉路の分岐だけ気をつければOK。
奈良県の登山先を探している人、秋に気軽に歩ける山を探している人、
そして「天理トレイルセンターからの登山ってどう?」と気になっている人に、
自信を持っておすすめできます。



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