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【レビュー】マムート フレックスエアインサレーションジャケットAF評価|ダウンより中綿を選んだ理由

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登山の「休憩中、寒い問題」

夏山や春秋の登山で、
「歩いているときは暑いのに、止まった瞬間に一気に寒くなる」
この経験、ある人は多いと思います。

私自身、ハイキングや春秋登山、高山の山頂休憩で
ソフトシェルやハードシェルの上に何か羽織らないと
じわっと体温を持っていかれる場面が何度もありました。

そこで選んだのが
マムート フレックスエア インサレーションジャケット アジアンフィット(Flex Air IN Jacket AF Men)

この記事では、
「なぜダウンではなく中綿を選んだのか」
「どんな場面でちょうどいいのか」を中心に、
実体験ベースでレビューしていきます。

マムート フレックスエア インサレーションジャケット アジアンフィットを買った理由|使うのは“行動中”じゃない

スタッフバッグに収納していたのでシワシワです

まず前提として、
私にとって、このジャケットは行動着メインではありません

使うのは主に、

  • 山頂での休憩
  • 行動食・昼ごはんタイム
  • 風が吹く稜線での立ち止まり
  • 山小屋周辺でのウロウロ

つまり、
止まったときに着る保温着」としています。

ソフトシェルやレインウェアだけでは寒い。
でも、冬用ダウンを出すほどでもない。
その中間ポジションを埋める一着として選びました。

ダウンと中綿、どっちを選ぶ問題

ダウンのメリット・デメリット

ダウンの最大の魅力は、
軽さと保温力の高さです。

フィルパワーが高いほど、
軽くて暖かい。
モンベルの高性能ダウンは、その代表例ですね。
フィルパワー1000のシリーズがあります。

ただし、デメリットもはっきりしています。

  1. 価格が高い
  2. ケアが難しい
  3. 洗濯やクリーニングで性能が落ちやすい
  4. 水にぬれると保温力が落ちる

中綿(化繊)のメリット・デメリット

フレックスエアに使われているのは化学繊維の中綿です。

メリットはとても現実的。

  1. 価格が比較的抑えめ(マムートだから高いけど)
  2. 自宅で洗える
  3. 多少ラフに扱っても気にならない
  4. 生地が丈夫で行動中も安心
  5. 水にぬれても保温力が保たれる

デメリットは、

  1. ダウンより少し重い
  2. 同重量なら保温力はダウンに劣る

ただ、最近の中綿素材は進化が早く、
ユニクロやモンベルでも主力になっています。

フレックスエアインサレーションジャケットの特徴

スタッフバッグに収納していたのでシワシワです

  • 重量は約230〜240g前後
    → UNIQLOのウルトラライトダウンジャケットとほぼ同等
  • キルティングなしで見た目がすっきり
  • リップストップ生地で耐久性が高い
  • 中はフリースのような暖かさ
  • 防風性も意外としっかり

正直、
「中綿=モコモコ」というイメージは裏切られました。

リップストップ生地の耐久性も魅力です。

私は下山中に
モンベルのパーマフロストライトダウンパーカを岩で引っかけて破き、
修理代で4,000〜5,000円かかったことがあります。

フレックスエアインサレーションジャケットを実際に使って感じたメリット

一番良かったのは、
休憩中の体温キープがちょうどいいところ。

● 暑くなりすぎない
● でも寒くならない
● すぐ脱げる
● 雑に扱っても気にならない

そして見た目。

ダウン特有の
「いかにもダウン着てます感」がなく、
シュッとしていて大人っぽい

正直、
ユニクロダウンより明らかにかっこいいです。

気になる点・合わない人

もちろん万能ではありません。

  • 冬山のメイン防寒には力不足
  • 軽さ最優先ならダウンに軍配
  • 真冬の停滞時間が長い人には不向き

あくまで
春〜秋、夏の高山向けの保温着です。

フードなしを選んだ理由|レイヤリングの話

フレックスエアインサレーションジャケットには、フード付きタイプもあります。

でも私がジャケットタイプを選んだ理由は明確です。

  • ソフトシェルにすでにフードがある
  • インサレーションにもフードがあると二重で邪魔
  • 首元がゴチャつくのが嫌

フード付きが悪いわけではありません。
ただ、レイヤリング全体で考えると不要でした。

価格と他ブランドとの比較

価格は正直、安くはありません。
2万円前後はしますね…。

ただ、

  • 耐久性
  • 見た目
  • 機能性
  • 人とのかぶりにくさ

このあたりを含めて考えると、
納得できる価格帯だと感じています。

モンベルの中綿ジャケットも良いですが、
デザイン重視ならマムートは強いです。

まとめ|こんな人におすすめ

マムート フレックスエア インサレーションジャケット アジアンフィット(Flex Air IN Jacket AF Men)は、こんな人に向いています。

  • 春秋登山・夏山がメイン
  • 休憩中の寒さ対策がほしい
  • ダウンほどケアに神経質になりたくない
  • 見た目も妥協したくない
  • 一着で山も街も使いたい

逆に、
冬山メインの人はダウンを選ぶほうが良いです。
私は、冬山(低山)ではモンベルのパーマフロストライトダウンパーカを使っています。

でも用途がハマれば、
このジャケットはかなり頼れる相棒になります。

マムートのウェア&ザックのレビュー

私はマムートの登山ウェアやザックをかなりの数、実際に使ってきました。
どれもホンネの評価でレビューしています。
マムートのアイテムが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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