こんにちは。あにゃごんです。登山を毎週している山屋です。
そんな私が愛用する登山ウェアが、マムート。
現在、使っているハードシェルはアルトガイドハードシェルフーデッドジャケット。
ぶっちゃけ、値段は高い・・・。たっけぇえよ!マムート。
でもね、結論的には、とっても気に入ってます。
ただし、パーフェクトってわけじゃない。これから買うなら気をつけたほうが良いこともある。
その正直なレビューをしていきます。
MAMMUT アルトガイドハードシェルフーデッドジャケット|見た目
公式の写真だけだと、リアルな感じがイマイチわからないですよね。実際の写真がこちらです。
ちなみに、毎週のごとく山へ着ており、10回以上は洗濯した状態です。







アウトドアウェアにありがちな、光沢、テカテカ感がありません。
MAMMUT アルトガイドハードシェルフーデッドジャケット|メリット
メリットと思ったことは・・・
メリット
- カッコいい テカテカしていないので街着にも使える
- 人とかぶらない
- カラーがマムート独自で「ちょっと違う」というオシャレ感。
- 耐久性が高い ヘタレない、こすれても破れない、毛玉つかない。
- 体温調整しやすい (1)袖のベルクロ(2)脇のベンチレーション(3)フロントジッパー(4)裾の閉まり具合はドローコードで調整可
- ⑤により、脱ぎ着せず着っぱなしで行動できて、時間短縮できる。
- 防水性・撥水性が十分 嵐に耐える最上級レベル
- フードがかぶりやすい ヘルメットの上からかぶれるサイズなので、フロントジッパーをおろさないとかぶれない・・・なんてことがない。休憩時にかぶるだけでも温かい。
- 値段相応のクオリティ
- 秋~春の登山に使える。夏は高山なら使えるかも。
マムートは、かっこいい。このハードシェルは街着にも使えるデザインです。
色は「brick」で和訳すると「レンガ」。オレンジではないしピンクでもない。日本っぽくない色合いが、ちょっと周りと違う感じでかぶらないし、オシャレかと思います。
例えばmont-bellでは、赤とか青とかオレンジとか、発色が際立っているカラーが多い気がします。
それが好きな人もいるでしょうけれど、私はマムートが好みです。
ちなみに、マムートは商品によって用途が分けられていますが、アルトガイドハードシェルフーデッドジャケットは「MOUNTAINEERING」。
つまり、ハードな登山にも使えるよってことです。
3レイヤー構造なので、耐久性・防水性・撥水性が十分で、体温調整もしやすい。大雨・嵐・雪、なんでもござれのハードシェルです。
「オシャレは我慢」ではない。アルトガイドハードシェルフーデッドジャケットは、機能性もオシャレも両立してくれています。
まあ、見た目の好みは人によって違うけどね。
MAMMUT アルトガイドハードシェルフーデッドジャケット|デメリット&注意点
じゃあ、メリットばかりかというと、それは嘘になります。
これからアルトガイドハードシェルフーデッドジャケットを買うなら気をつけたほうが良いこともある。
難癖をつけるようでもありますが、デメリットを箇条書きしておきます。
デメリット&注意点
- フロントジッパーは、開け閉めに力が少し必要。
- 収納袋はついていない。携行したいなら収納袋を買ったほうが良い。
- ゴアテックスではない。
- 「アジアンフィット(AF)」モデルではないので大きめサイズ。サイズ選びは要注意。
- 洗濯を繰り返すと、撥水性はなくなる。
ジッパーはすべて止水ジッパー。水が入ってこないメリットがある一方、開け閉めに力がいるのは、止水ジッパーあるあるです。これはやむを得ない。
収納袋はついていないので、携行するには何か用意したほうが良いです。たたんでザックに入れても良いでしょうけど、汚れちゃったりするからね。
素材はゴアテックスではなく、「3-layer Mammut DRY Tour Sustainability」とマムート独自の素材です。
それゆえ、コストダウンできているし、ゴアテックスのシャカシャカ音は軽減できている。
耐水圧20000 mmなので嵐にも耐えるレベル。でも、ゴアテックスにこだわる人には向かないですね。
- 300mm 小雨に耐える
- 2,000mm 中雨に耐える
- 10,000mm 大雨に耐える
- 20,000mm 嵐に耐える
あと、このハードシェルは、アジアンフィット(AF)のモデルではなく「グローバルモデル」ですので、サイズが大きめです。

出典:マムート公式サイトより
アジアンフィットのモデルよりも、1サイズはアップしませんが、ちょっとサイズアップしている印象かな?
私は身長175㎝くらいで、細身体形。UNIQLOだとMかL。マムートではM(アジアサイズL)を着ています。このハードシェルもMを買いました。
アジアンフィットモデルのMよりは、サイズが大きいですので、使い方や人によっては1サイズ下げたほうが良いでしょうね。
私は、冬の登山でも使うつもりだったので、ちょうど良いです。ベースレイヤー、ミドルレイヤーの上に余裕をもって着れます。
”撥水性”は、ゴアテックスのウェアも同じですが、永続的ではありません。このハードシェルも同じで、10回ほど洗っていると、水をはじかなくなりました。
”防水性”は損なっていないので、水が中にしみこんだりはしないんですけどね。「シェルの表面が濡れている」という状態にはなります。
すると、水が膜になって、透湿性が落ちちゃうんですね。するとどうなるかというと・・・
撥水しなくなる → 透湿しなくなる → 服の中で結露が起きて、中から濡れだす
私にも経験があるんですが、レインウェアを着ているのに服の中が水でしみてきました。
「なんでや!」と思っていろいろ調べていたら、こちらの記事に「結露」が原因と書かれています。
まさにその通りでした。クレームを入れる前に、メンテナンスであります。
メンテナンス方法はゴアテックス素材だろうが、マムートの独自素材だろうが一緒のようなので、やっていきましょう。面倒だけどね。
洗濯と乾燥機。
それでも撥水性が戻らなくなれば、撥水剤の出番。私は対策として、こちらを使ってメンテナンスしました。
まとめ
デメリットや注意点はあれど、メリットがたくさん。
価格はけっこうしますが、価格に見合ったクオリティ。海外品だからムダに高いってわけじゃないですね。かっこいいし、機能性も抜群です。
公式サイトのアピールに偽りなし。
ちょっとしたハイキングから、本格的な登山、街着にも幅広く使えるオールラウンドなウェアですね。
買うなら、公式サイトオンラインショップよりも、楽天市場やAmazonが良いです。理由は値段が安いから。見比べてみてください。
私は公式サイトで買ってしまい、損しました。。。
マムートのウェア&ザックのレビュー
私はマムートの登山ウェアやザックをかなりの数、実際に使ってきました。
どれもホンネの評価でレビューしています。
マムートのアイテムが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。





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