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【体験談】潰瘍性大腸炎と20年。ストレスと向き合いながら生きてきた記録

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なんじゃこりゃ?なんで血が混じってんだよ…

20代のころ、私はトイレでそんなつぶやきをしていました。

潰瘍性大腸炎と聞くと、重い病気のイメージがあると思います。
でも、私の場合はちょっと違っていて、「ストレスがたまると腸が代わりにダメージを受けてくれる」そんな体質で20年やってきました。

この記事では、私が20歳から付き合ってきた潰瘍性大腸炎(※当初はクローン病疑い)との20年の経験を、正直に書いていきます。

同じ病気で悩んでいる人、あるいはストレスに心あたりがある人に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

この記事は私自身の20年間の経験をまとめた体験談です。治療法を示すものではないため、症状がある場合は必ず医療機関に相談してください。
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20歳で最初の診断。「クローン病かもしれない」

私が最初に「クローン病かもしれない」と言われたのは、20歳のころでした。
浪人中でストレスが多く、生活リズムもガタガタ。
夜中までゲームをして、昼夜逆転のような生活でした。

最初に気づいたのは、トイレで血が混じるようになったことです。
しばらくして親に相談し、病院へ行き、人生初の内視鏡検査を受けました。
ポリープがいくつか見つかり、そのまま切除されました。

地獄だったのは、2リットル近くの下剤を飲む修行。
あれは今でも忘れられません。
「こんなの飲めるのか?」と思いました。

心の底から「二度とやりたくない」と思った初の医療体験でした。
(そして現在はそこそこ慣れた)

20代の頃の症状は「血が混じるだけ」だった

当時はペンタサ(250mg)を処方されて飲んでいましたが、正直、服薬を忘れることが多かったです。
あまり気にも留めず、
「ああ、また血が混じったな」くらいの感覚で受け止めていました。

ただ、典型的に言われるような激しい腹痛や排便回数の増加はほとんどなし
私の主症状はずっと「血が混じる」の一点でした。

今振り返ると、20代は本当に症状が出たり消えたりの繰り返しでした。

30代後半でようやく分かった。「これはストレス病」

30代後半で、ようやく実感として分かりました。
私にとって、潰瘍性大腸炎が再燃する理由は、食事よりストレスだ。

もちろん、辛いものを大量に食べればリスクはあります。
でも、それ以上に私の場合は仕事のストレスが引き金になっていました。

だから、運動・睡眠・仕事の向き合い方・人間関係の整理。
これらを積み重ねた結果、症状は安定してきました。

登山に毎週いくのも、その一つ。
ストレスが減れば、腸の調子が良くなるのを体感しています。

「腸が身代わりになってくれている」感覚

私は仕事で心が折れそうになることが何度もありました。
「これ、精神的に病んでもおかしくないよな…」という時期すらあります。

でも、なぜか精神面ではギリギリ踏ん張れてきました。

最近思うのは、「精神が壊れる前に腸がダメージを受けてサインを出してくれている」のかもしれないということ。
腸が「おい、そろそろ限界だぞ」と血でサインを出して、私を止めてくれている気すらします。

再燃したときの対処法と、日常で気をつけていること

再燃するときは、もう分かります。
「あ、あのストレスのせいだな」と。

だから、対策として具体的にやっていることは以下です。

  • 運動(登山)
  • 睡眠をしっかり取る
  • 食事は辛いものを食べすぎない
  • 激辛スープは飲み干さない
  • 排便姿勢を工夫する(洋式トイレ+踏み台
    →負荷を減らすと出血しにくい
  • 整腸剤+毎日バナナ
    →便が柔らかくなり調子が安定

特に踏み台を使った排便姿勢は効果を感じています。
私は直腸に炎症があるらしく、姿勢によって負荷が変わります。
それと、力みすぎると出血が増えやすいので、”リラックスして優しく”を心がけています。

辛いものとの付き合い方。腸が教えてくれた「許容量」

潰瘍性大腸炎があるからといって、私は食べ物を極端に制限しているわけではありません。
基本的には、好きなものを食べています。

ただ、最近ひとつ分かりやすい出来事がありました。
妻が作ってくれた鍋料理に、毎回自分の好きな唐辛子のラー油をたっぷりかけて食べていたところ、しばらくして便に血が混じるようになったのです。

私は辛いものが本当に好きで、つい「もうちょっと」「もうちょっと」と入れてしまいます。
口も喉も胃も、たぶん許してくれている。
でも、直腸だけは許してくれなかった。

これは正直、少し残念な話です。
私の人生の小さな喜びのひとつを、いくらか我慢しなければならなくなったわけですから。

とはいえ、辛いものを完全に避けなければならないわけではありません。
ときどき楽しむ分には、私の体にはそれなりの許容量があるように感じています。

ただ、その「見えない限界」を超えると、炎症という形で体が反応してくる。
たぶん、そういう仕組みなのだと思います。

だから、便に血が混じったとき、私は自分に次の2つを問いかけるようにしています。

  • 最近、強いストレスにさらされていないか。何がストレスになっているのか。きちんと発散できているか。
  • 最近、辛いものを食べすぎていないか。

この2つを確認すると、原因の見当がつきやすくなり、対処もしやすく感じています。

20年間付き合って気づいた、病気との距離感

私の潰瘍性大腸炎は「治る」というより、寛解と再燃を繰り返すタイプです。
でも、20年付き合うと、もう「そういうもの」として受け止められるようになりました。

むしろ、健康への関心が高まったのは、潰瘍性大腸炎のおかげです。
20歳のころの自分の生活を考えれば、「まあ一発くらって当然だろう」と思います。

IBDサポートアプリも使っていますが、私の場合は食事よりもストレスとの関連性が圧倒的に高いです。
「近頃、仕事で思い悩んでいること」の方が、よほど参考になります。

まとめ|病気と共存しながら「自分のペースで生きる」

今もときどき血は出ます。でも、これは腸からの「警告」だと受け止めています。
「おい、気をつけろ。今のままじゃ潰れるぞ」と。

だから私は、これからも

  • ストレス対策
  • 運動
  • 睡眠
  • 排便姿勢の工夫
  • 食べ物の工夫

このあたりを大切にして生活していきます。

同じ病気で悩む人がいたら、少しでも力になれたら嬉しいです。

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