マムートのハードシェル、防水じゃないの?と思った話
こんにちは、あにゃごんです。
登山をする人なら、「レインウェアやハードシェルの撥水が落ちた…」という経験、ありますよね。
私も例にもれず、愛用しているマムートのアルトガイドハードシェルが、ある日まったく水を弾かなくなりました。
そのときは本気で思いました。
「これ、もう壊れたんじゃないか?ゴアテックスじゃないから防水弱いのか?」
……でも、原因は“そこ”じゃなかったんです。
この記事では、私が実際にやらかした失敗と、ニクワックス(NIKWAX)で撥水を復活させた方法をまとめます。
雨の日、体の中が冷たくなった
登山中、1時間ほど雨が降り続いたときのこと。
いつも通りマムートのアルトガイドハードシェルを着ていたんですが、途中で体が冷たくなってきました。
服の裏を触ると、水がじんわり染みている感覚。
「え、これ…中まで浸水してる?」
「ゴアテックスじゃないとダメなんか?」
と、焦りました。
乾燥機で熱処理すれば撥水が戻ると聞いて、公式サイトの手順(マムート公式ページ)を見ながらやってみたんですが、うまくいかない。
1時間乾燥機にかけても、水をかけると全然弾かない。
2回やっても3回やってもダメ。
シャワーをかけると、しっかり染みる。
「これはもう寿命かも…?」
そう思いました。
撥水しない原因は「生地の寿命」じゃない
いろいろ調べると、実は「防水膜が壊れた」わけではなく、
表面の撥水加工が落ちたことで“水が染みたように感じる”というケースが多いとのこと。
汗や湿気が抜けなくなり、内側が結露して濡れたように感じることもあります。
ファスナーの隙間や手で触れた部分が濡れることも。
つまり、「防水がダメ」じゃなく「撥水が落ちている」だけという場合が多いのです。
乾燥機では復活せず。次はニクワックスに挑戦
そういうわけで、私はついにニクワックス(NIKWAX)ツインパックを購入しました。
しかし、またしても悲劇。
洗濯機で説明どおりやってみたものの、撥水せず!
「おいおい、また失敗か…!」
半ばヤケクソになりかけました。
「もうこのハードシェルも潮時か…」と思った瞬間、ふと気づいたんです。
「もしかして、洗濯機が悪いのでは?」
手洗い+バケツでやってみたら成功した
そこで、バケツ+手洗い方式に切り替えました。
使ったのはこのバケツ。
参考にしたのはこの動画▼
やり方はシンプルです。
- 洗剤(Tech Wash)で軽く洗う
- 水を替えて撥水剤(TX.Direct)を入れる
- ジャブジャブ手で浸す(ここ大事)
- すすがずに脱水→陰干し
乾いたあと、水をかけてみたら——
ビッシャビシャに弾いた!
感動でした。
奥さんのモンベル・ストームクルーザーも一緒に突っ込んでみたら、こちらも完全復活。
「やっぱりバケツ最強。」
メンテナンスのコツと気づき

正直、最初から手洗いすればよかったです。
ニクワックスは洗濯機でも使えると書いてありますが、
日本の家庭用洗濯機は水量や温度が低く、効果が出にくいのかもしれません。
とはいえ、手洗いなら確実。
水につけるだけなので、思ったより簡単でした。
使用量も節約できてコスパも良くなります。
そして今回学んだのは、
「ハードシェル=メンテナンスが前提」だということ。
撥水が落ちたまま使うと、どんな高級素材でも冷たく感じてしまいます。
逆に言えば、ちゃんと手入れさえすれば長く使える。
アルトガイドハードシェル、まだまだ現役です。
ハードシェルとソフトシェルの使い分け
今回の件で思ったのは、天気が安定しているときはソフトシェルで十分ということ。
ソフトシェルなら洗濯機でガンガン洗えるし、乾きも早い。
ハードシェルは「雨の日の保険」として持っていく感じでいいのかもしれません。
つまり、
「晴れの日はソフトシェル、雨の日は手入れ済みハードシェル」
がベストバランス。
まとめ
- 撥水しない原因は“防水膜の故障”ではなく“表面の撥水落ち”の可能性大。
- 乾燥機だけでは復活しないこともある。
- ニクワックスの手洗いが最強(バケツ推奨)。
- ハードシェルは手入れが前提。ソフトシェルとの使い分けを意識。
あにゃごん的ひとこと
ハードシェルは「メンテしてこそ真価を発揮する道具」。
登山ギアって手間がかかるほど愛着が湧く。
“撥水しない”をきっかけに、愛情が深まる。
そんな関係も悪くないかもしれません。



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